健康の知識

血液をサラサラにして動脈硬化予防を


動脈硬化については、ご存知の方も多いでしょう。動脈内に中性脂肪、あるいはコレステロールなどがたまって、細くなったり塞がったりする症状のことです。脳内でこれが起こると、血液の流れが滞るため、脳に必要な栄養や酸素が運ばれなくなり、脳梗塞を起こします。


また心臓でこの動脈硬化が起こると、狭心症や心筋梗塞の原因となります。このように、様々な病気の原因となる症状なので、このリスクを防ぐには、まず血液をさらさらにして、動脈内での流れをスムーズにするようにしましょう。


それにはまず、脂肪やコレステロールを摂り過ぎないようにしましょう。調理で油を使う場合は、脂身やバターよりも、植物油や魚油をお勧めします。また卵黄にはコレステロールが多いので注意しましょう。また糖分もできるだけ控えめにして、お酒は飲みすぎないように、1日ビールは瓶1本、日本酒は1合程度にとどめましょう。


その逆に、食物繊維を含む野菜や豆類を積極的に摂るようにしましょう。豆類は豆腐や納豆のような加工食品もお勧めです。また青魚のように、コレステロールを抑える食品もいいでしょう。食事の時はゆっくり噛んで、腹八分目程度を食べるようにしましょう。食べ過ぎると肥満になりやすく、これが高血圧を招き、動脈硬化を起こしやすくなります。また水分が不足すると、血液が固まりやすくなるので、普段からこまめに水分を摂るようにしてください。


それから運動もお勧めです。特に全身を使うウォーキングやジョギングのような有酸素運動は、太ももを動かすことになります。太ももの筋肉を動かすことで発生する、リポタンパクリパーゼという酵素は、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化のもととなる悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。


毎日、あるいは2日に1度の割合で行うといいでしょう。しかし、持病のある人が、急にジョギングを始めたりするのはかえってよくありませんので、必ずかかりつけの医師に相談してからにしましょう。