γ-GTP(ガンマ-GTP)の検査について




γ-GTPとは、肝臓や腎臓、膵臓、血液中に含まれているタンパク質を分解する作用を持った酵素です。 この酵素は、毒性のあるアルコールや薬剤などが肝臓の細胞を破壊した時などに血液中に出てきます。 つまりこのγ-GTPの数値が高く出ている時は、肝臓に何らかの支障が出ている可能性が高いと判断することができると言うわけです。

また結石やがんなどで胆管が詰まった時にも高くなる傾向にあるため、そうした疾病の早期発見にもこの数値は利用されています。 それ以外にも、心臓病のひとつである心筋梗塞の発見にも役立ちます。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれることもあるくらい、支障が発生してもその自覚症状がなかなか出にくい臓器です。

そのため、定期的にγ-GTPの検査を受け、その数値を把握すると共に変動に気をつけることが求められます。 γ-GTPの検査方法は実に簡単で、血液を採取するだけです。採取された血液は遠心分離器にかけられ、血清部分が自動分析器で検出されるとγ-GTPの数値が明らかになります。

また最近では、自宅で検査できるキットも販売されています。ちなみにこのγ-GTPは、その性質上、アルコールや薬剤の影響を非常に受けやすいです。 そのため検査前日にお酒を飲むのは絶対にNGです。検査日数週間前から飲酒を控えるだけでも、この数値は下がることがあります。

しかしその後、再び飲酒を開始すれば数値は回復します。こうした場合、γ-GTP検査をしても、肝臓に対する異常を見逃してしまうこともあるので注意が必要です。 ちなみに基準値に関しては多少、ばらつきがあるのですが、男性であれば50IU/I以下、女性であれば30IU/I以下であるのが望ましいと、日本臨床化学界勧告法では設定されています。

女性の方が低く設定されているのは、女性ホルモンの関係があるためです。 もし、この数値を大幅にオーバーしていた場合、だからと言って即座に危険だと診断されるわけではなく、肝臓の異常を知らせる別の物質の数値との関係も考慮されます。 いずれにしても、医師の指示に従って適切な改善策をとっていくことが求められます。

γ-GTPの下げ方




会社勤めをしている人であれば1年に1回は必ず健康診断を受けることになりますが、受診した人の中には診断結果でγ-GTPの数値の上昇について指摘されたことがある人は少なくありません。 γ-GTPの数値が高い人は、そのままにしておくと肝臓や腎臓、膵臓などの臓器に何らかの病変が生じる可能性があるため、この数値を下げる努力をする必要があります。

γ-GTPの下げ方として多くの人に知られている方法は、飲酒を控える方法です。 これは、お酒の飲み過ぎがγ-GTPの数値上昇に直結するとともに、肝炎や肝硬変、肝がんなどの病変のリスクを上昇させるためです。 飲酒の控え方としては、完全に飲酒しない日をつくる方法と、酒量を減らす方法の2つが考えられますが、γ-GTPを下げたい場合は断然前者の方法をとった方が効果があります。

お酒大好きという方は 『痛風サプリおすすめランキング』尿酸値を下げるサプリメント も参考になるかと思います。

普段飲酒をする習慣が無いのにもかかわらずγ-GTPの数値が上昇している場合は、太り過ぎや生活習慣の乱れが原因として考えられます。 この場合、太り過ぎが原因であれば、γ-GTPの数値を下げるためには運動をしながら減量していくのが最良であり、 生活習慣の乱れが原因であれば、食生活を見直したり、生活リズムを規則正しいものに戻していくのが有効な改善方法です。

健康診断でγ-GTPの数値上昇が発覚した場合は、検査開始前に必ず身長や体重の測定が行われているはずなので、 ここから計算することができるBMI(体格指数)の数値からどれくらい太っているかを推定することができます。

また、身長と体重からは、標準体重や目標摂取カロリーなども計算することができるので、これを食生活の改善をはかる際の参考にすることができます。 ただし、運動をする際は体調を悪化させたり、怪我をしてしまうことないように自身の体力にあった内容にすることが、 食生活を改善する場合は単純に食事の量を減らす方法はとらずに、栄養のバランスを考えた食事の内容を維持する視点から摂取量を考えることが重要です。